人生の幸福ソング
- 2016/03/31
- 16:35
人生の幸福ソング 漫談家である綾野小路公麿の「こんな人生誰がした」という世の中を諷刺した唄は人々の喝采を浴びた。年とった人々の夫婦関係について次のような漫談に大衆が爆笑した。 「皆さん! あなた方の夫婦関係はどうですか?。マンネリ進行中ですか。年を経るごとに二人の会話は減って、うそが増えてくる。交わす言葉はトゲだらけ。初めて出合ったときのあの妻の優しい恥じらいは跡かたもない。あるのはしかめ面とぼ...
父親は娘を信じる
- 2016/03/31
- 11:16
父親は娘を信じる 純粋倫理を学んで40年を暮らしたある美容院を経営している人が,自分の娘の問題と向き合って解決した実例がある。「父親が娘を信じる」ことの体験である。これは倫理研究所発行の「親と子供」の本にある美容院経営の内藤大樹氏(46才)の手記である。 「私(内藤)は10才ごろから両親が学んでいる純粋倫理にふれることができていた。そして今から4年前、中学3年の長女の大きな反抗期を迎えた。そして家出を...
母親が子を信じる
- 2016/03/30
- 15:29
母親が子を信じる 純粋倫理の実践で「母親が子どもを信じる」ということが言われている。丸山敏雄は「信ずれば成り,憂えれば崩れる」ということで次のように言っている。「信ずるという事は、事実そうであるから、それと信ずるのではない。もうすでにそうである。本当に信ずれば、そうなるのであり、必ず信じた通りにさせるのである。心の底から信じてくれる人には、うそをつくことはできぬ。信ずる人をごまかすことは出来ぬ」...
わが子の病は赤信号
- 2016/03/30
- 07:08
わが子の病は赤信号 丸山敏雄は「万人幸福の栞」に「子は親の心を実演する名優である」と題して次のように言っている。「生まれて間もない子どもでも母親が忙しいときには心が落ちつかず、両親に心配事があるとよく眠らぬ。大きくなるにつれて両親がその年頃にした通りのことをくり返す。また両親が今していることを行い、心に思っていることでさえ、そのまま親の身代わりに実演する。だから子どもに問題のあるときその原因はこ...
子の病気は親の問題
- 2016/03/29
- 16:36
子の病気は親の問題 丸山敏雄は病気と心との関係について次のように言っている。「病気の原因は心の歪みである。日常の生活の無理なところを切り取ってしまって朗らかな豊かな潤いのある心になれば病気はすぐに直ってしまう。子どもが病気になったときはその原因はことごとく両親にある」 倫理研究所が発行している「親と子供」という書物に大橋春子さん(主婦,60才)の体験が載っている。 「ある日のこと,自宅の前の十字...
食改善と民間手当て法
- 2016/03/29
- 07:14
食改善と民間手当て法 日本では民間療法として例えば温灸,指圧,食事療法などさまざまな手当て法がある。 Aさんは数々の病気つまり喘息、アトピー性腸炎、子宮筋腫、メニエール病、自律神経失調症、不眠症などで悩んでいた、これらの病気は医者にかかり診断をしてもらい薬を飲めば直ると思っていた。以下、病気を食事と心の面から考えてみる。 Aさんのこれまでの食事は朝食はパンと野菜ジュース、昼食はミニショップで買った...
人が健康になる要素
- 2016/03/28
- 12:37
人が健康になる要素 人は誰でも健康な体となって幸福に暮らしたいと思っている。病気になったとき医学の治療と,精神的な正しい心のあり方の二つが病気を直す鍵である。そのためには「医学の面」で必要な知識を知る必要がある。 まず蛋白質を考えてみる。人の体の20%は蛋白質でできている。この蛋白質は20種類のアミノ酸で構成されている。この蛋白質のアミノ酸を効果的に摂取すれば筋肉強化につながる。さらに人が健康になる...
日記は自分への励み
- 2016/03/14
- 07:53
日記は自分への励み 中国の北宋時代、欧陽脩による「夷険一節(いけんいっさつ)」の言葉がある。夷険とは人生山あり谷ありの状態のことである。人生が順調なときはともすれば驕り、高ぶる心になりやすい。逆境のときは意気消沈をする。しかし順逆のいずれにも心がふり回されず,いつも不動の姿勢で一貫して、この姿勢を続けることを言っている。 さて、日記について考えてみる。三日坊主ですぐに日記を書くことをあきらめて長...
親の愛に気づいた娘
- 2016/03/13
- 15:53
親の愛に気づいた娘 Hさんは自分がよくなるために「明日から朝起きをしよう」と考えた。でもこれは大変だなと思った。何故なら果たしてその時間に目が覚めるか,朝起きで睡眠不足にならないか、温かい布団から飛び起きられるか、などと思ったからである。これはいらぬ雑念である。この雑念に執われていたらさっさと床を蹴って朝起きはできない。雑念を無くして無心になって早起きをしようと心に決めればよいのである。するとそ...
朝起きの即行の実践
- 2016/03/13
- 10:33
朝起きの即行の実践 気づいたとき気軽に喜んでさっと処理をする。気づくと同時に行う。これは倫理の実践である。丸山敏雄は「即行」について次のように言っている。「気づくと同時に行いに移す。これが倫理の実践要件の第一点である。その時こそ最高適時であり、最好の条件の時である。これを取りはずせば再び行う時は来ない。今行わぬと次第にやりにくくなって,終には出来なくなってしまう。これは気づくとすぐするという,ほ...
出せば入るの倫理
- 2016/03/13
- 06:05
出せば入るの倫理 丸山敏雄は「得るは捨つるにあり」と題して次のように言っている。「一生に二度と出会うことのない大窮地に陥いったときこそ、度胸の見せどころである。一切を捨てる。地位も名誉も財産も生命も、このときどういう結果が生まれるであろうか。まことに思いもよらぬ好結果が突如として現れれる。重病人がしずかに自分の天職を考えて ”ああ私は畳の上で死ぬのではなかった。船乗りだった。よし、船で死のう,担い...
子の不登校の解決
- 2016/03/12
- 15:31
子の不登校の解決 倫理研究所の会員である春木裕子さん(主婦、48才)は子どもの不登校から親の正しい生きる道を学んだ。家庭が愛和になったので子どもの不登校が解決した。「愛和」とは互いに仲よくすることである。愛和について丸山敏雄はこう言っている。「人間社会の最も基本となる営みは家庭である。家庭が愛和になることである。そのような家庭を作る人の働きと、先祖の正しい生き方を見倣って幸福を築いていく。それには...
不登校の問題は複雑
- 2016/03/12
- 09:56
不登校の問題は複雑 不登校は病気や精神的な原因だけれなく家庭の貧困も関係していて複雑である。東京都板橋区で登校拒否調査の記録がある。平成18年度に区内の中学生全生徒のうち登校拒否の生徒の発生率は 2。4%であった。家庭で生活保護をうけている中学生の発生率は12%であった。 文部科学省によると、中学生が登校拒否になったきっかけは次の通りである。「無気力」が 26。4%,、「不安など情緒混乱」が 25。1%、「友...
父親の一言の威力
- 2016/03/11
- 11:43
父親の一言の威力 ある主婦が自分の夫について貴重な体験をした。自分については自分は幸せな人間だと思ってきた。しかし夫は淋しそうである。胸の内にある思いを妻に話ししたことがない。それで夫の生育史を調べて、夫が寡黙の人となっている理由が分ってきた。夫は兄弟の中で一番上であった。小さいときから母親からいつもしっかりしろと言われ続けてきた。それで親に甘えることができなかった。甘えたくても甘えさせてもらえ...
倫理の実践は実験
- 2016/03/10
- 16:53
倫理の実践は実験 子育てをしている母親は色んな気遣いをしている。例えば,子どもが床の中でぐずぐずしていれば早く起きなさいという。子どもが腹が痛いと言えば学校で何か問題が起きたのではないかと心配をする。幼い児が泣き止まないときは抱きしめてあげる。子どものよいところがあったらそれに気づいて褒めてあげる。無口な子どもの話しをじっくりと聞いてあげる。子どもに命令口調でものを言わない。子どもを過保護や過干...
出足引き足を早く
- 2016/03/10
- 11:59
出足引き足を早く ある人は仕事が面倒なのでなかなか始めようとしない。仕事の後始末もよくない。これでは仕事は成功しないし、失敗が多くなる。 仕事を早く始める。仕事が終わったらさっさと後片づけをする。この「出足を早く、引き足を早く」が成功する秘訣である。 出足とは出発である。引き足とは後始末をしっかりとすることである。これは世渡りの秘法である。100mの徒競走ではスタートの早いことが勝ちを収める確率が多...
節を貫く英国首相
- 2016/03/10
- 07:10
節を貫く英国首相 節を曲げない確固たる信念でイギリスを勝利に導いた首相ウインストン・チャーチルは弟二次世界大戦の時に登場している。一つの節を貫く心の強さを持っていた首相であった。彼は1900年,25才で英国の国会議員となった。彼は第一次世界大戦のとき戦場に参加して戦争が如何に悲惨なものであるかを身にしみて感じた。それで戦争には負けない不敗の信念が必要であることを肝に銘じていた。 1906年にイギリス自由党...
自分の祖母から学ぶ
- 2016/03/09
- 15:08
自分の祖母から学ぶ 葵バール社長の松平洋史子さんと作家の石川真理子さんとの対談が載っている(致知、28年4月号)。お二人とも武家の祖母から人生の生き方を学ばれている。松平洋史子さんは水戸徳川家の流れを汲んだ家系の人、石川真理子さんは米沢藩士の血を引く家系の人である。両人とも優れた家系の出身である。お二人とも自分の祖母から正しい人生の生き方 を学んだ。その話しを以下に要録してみる。 松平:私が中学生...
手紙で他人を励ます
- 2016/03/08
- 16:10
手紙で他人を励ます 筆者は大学時代の友人である津村孝三さんと現在手紙のやりとりをしている。二人とも92才の同年であるが昔のこと,今のことについて楽しく手紙をすることが嬉しい。とくに彼は海外旅行の思い出が沢山にありそれは自分史編纂の資料にもなる位の分量である。彼は何回もの旅行でヨーロッパで20ヶ国を訪れ、各国の町並み,名所旧跡,美術館などを訪ね回り自分の見聞を深めてきた。 丸山敏雄は自分の生涯で知...
周到な準備で成功
- 2016/03/07
- 14:09
周到な準備で成功 丸山敏雄は「準備とその結果」についてこう言っている。「大切なことは二段,三段の準備をすることである。すると間違いのないよい結果が得られる」 ある日,丸山敏雄は自分が企画した大切な講演会があった。当時の天気予報は「曇りときどき晴れ」であったが、この講演会に出席予定の人数分の番傘を用意させた。これを見た弟子の一人はその用意周到ぶりに驚いたという。これは二段,三段の構えであった。 倫...